1948-05-19 第2回国会 参議院 厚生委員会 第4号
この際同じく説明員といたしまして医務局藥務課事務官山田氏、技官大石氏、製藥課事務官戸川氏、技官奥富氏、以上見えております。つきましては暫くの間皆さんが視察せられました結果について、当局から何かお伺いし、且つ又皆さんから質問等がありましたらこの機会に政府委員にお話願います。
この際同じく説明員といたしまして医務局藥務課事務官山田氏、技官大石氏、製藥課事務官戸川氏、技官奥富氏、以上見えております。つきましては暫くの間皆さんが視察せられました結果について、当局から何かお伺いし、且つ又皆さんから質問等がありましたらこの機会に政府委員にお話願います。
報告の都合上、或いは報告のあとにそれぞれ政府当局から発言があり、又或いは皆さんから政府当局に対して意見を聽取なさるというようなことがあり得るかと思うのですが、本日出席せられておりますのは、兒童局の企画課長の松崎芳氏、それから予防局事務官の藤田孝行氏、それから医務局の上島三郎氏、医務局製藥課の一丁田健一さん、以上の方が御出席になつておりますが、いずれも政府委員ではないので、説明のためにお出でになつておりますから
大臣からそういつた事實があつたら、もつてこいとおつしやいますが、業者は非常に製藥課をこわがつているのであります。三菱化成も、私がまいりました時に、どうかこれは問題にしてくださるな、後からわかつたとき、製藥課からにらまれて、必ず敵討ちをされるから、どうか三菱化成の名前は出さぬでくれというお話があつたのであります。今まで長い間業者はこういつた人たちに痛めつけられたきたのであります。
かような厚生大臣の談話がありましたが、私はまつたく同感でありまして、滿足をいたしておるのでありますが、從來のやり方は、地方廳の藥務課あるいは藥務係をしてまず門前拂い式に、なるべく受付ないように、製藥課の方からやらしておるのであります。こういつたことは、爾今十分注意していただきたい。
○有田委員 醫務局長と藥務課長がお見えになつておりますので、醫務局長がおわかりなら醫務局長から伺いたいのですが、製藥課が發表しておられる製藥の量と、藥務課が配給しておられます醫藥品の配給量との間に相當の開きがあるそうであります。
先般製藥課の問題について大臣にお尋ねをしまして、大臣の非常に熱意ある答辯を承つて、心強く感じたのでありまするが、その後におきまして、三菱化成がスルフアクワニジンの製藥の屆けをいたしましたところが、これが却下になつたのであります。
○有田委員 大臣の御答辯でよくわかつたのでありますが、大臣は製藥課の事務のことをよく御存じないのでありますが、これは厚生大臣の名前において許可しがたしというのが出るのがあたりまえでありますが、實際は製藥課において獨斷的に、お前はこれをもつて歸れ。
ですからこの點を特に御檢討を願いまして、ほんとうに藥をつくるために製藥課がある。しかも最近は非常に製藥課の人達も殖えたそうであります。ほんとうに藥をたくさんつくるべく厚生省が努力されるように希望するのであります。
ただ最近一松大臣になられて以來というものは、製藥課の方においても大分空氣が變つてきておるようであります。しかしながら今日の製藥課は受身でありまして、科學工業方面には受身でなく消極的ではなく、もつと積極的に今日ほんとうに足らない藥品をもつとつくるべく努力をしなければならぬ。むしろ製藥課の方から人を派して、どうかお宅の工場でこういつた藥品をつくつてくれというように私はやるべきだと思う。